私習字を習っているのですが、
この前コンクールだか展覧会だかに作品を出しました。
そしたら私はそれほど良くもない結果でした。
でも私と同じ年齢で同じ時からはじめていた子は
なんかすごくいい賞っぽいものを取りました。
なんとなくその子の方が頭もいいし器用だから、
私のほうが字が上手くないことだって分かってはいましたが、
こんなにもあからさまに結果を出されるとちょっとショックでした。
その子は学校でみんなに凄いと言われた事を何回も言ってました。
それが私に対する嫌味と自慢にしか聞こえなくて、とても悔しかったです。
その子はただ嬉しかったことを先生に言っているだけなのです。
ただ素直に喜んでいるだけなのです。
でも素直にその子を祝福してあげられるほどの優しい心は私にはなかったので、
少し泣きそうなのをこらえることにでもしておきました。

自分は不器用なので本格的に書道は続けられないわけなんだから、
そんなことも気にしないでマイペースに努力できればいいのにねー。
やっぱり自分は馬鹿で才能もない駄目人間なのでしょうか。
そんなこと信じたくないけれど、こんなことがあると信じるほかありません。

ちなみに先生は「結果なんて気にしないでね」
とおっしゃっていました。
それに私の心情を気づかってか、
「あなたは賞を取れるほどの力があるからね」
とおっしゃってくれました。きっとお世辞です。
でも嬉しいです。